1.培養土は毎年購入
グリーンカーテン用にキュウリやゴーヤを育てる際は、その都度培養土を購入しています。
1度購入した土を再利用するという手もあるのですが、連作にはリスクがあります。また再利用できるとはいっても養分は足してあげなければいけません。
2.お勧めは「ゴールデン粒状培養土 野菜用」
何年か試行錯誤した結果、現在はアイリスオーヤマが販売している「ゴールデン粒状培養土 野菜用」を使用しています。
amazon.co.jpで購入可能で、なんと定期便の設定もあります(2019年4月時点)。なので在庫切れの心配もあまりなく、購入したいときにすぐ届くイメージがあります。
25Lの袋がamazonのダンボール箱に入って届くのですが、3袋以上まとめて購入すると、箱が潰れて積み重ねることができないようです。
中の袋は2重になっていますし、土なので箱は多少凹んでも問題ないのですが、運送会社の人は気にせざるを得ません。かなり気を遣って何回かに分けて持って来てくれたことがありました。
中身はバーミキュライトとペレットのような粒状のもので構成されており、一般的な培養土とは全く異なります。
3.メリット:生育が良い。虫、病気の心配が少ない。
団粒構造で保水・通気・排水性に優れたゴールデン粒状シリーズの野菜用の培養土です。雑草の種や害虫の混入を抑えるために加熱処理を施しています。
amazon.co.jpの商品ページより
上記のとおり、購入した状態では虫や病気の元になるような物は一切含まれていません。本当に雑草も基本的にはほとんど生えません。種が飛んでくればもちろん生えるはずですが。
この点は非常に重要で、プランターでミニトマトを育てるのに使ったゴールデン粒状培養土を翌年の春になって調べてみたところ、虫が全く居ませんでした。
別のプランターでミニトマトを育てるのに使った培養土(同じくアイリスオーヤマが販売しており、ゴールデン粒状培養土が少し配合されているもの)には、小さな芋虫が居ました。その他、もともと木くずのようなものもかなり混じっているので、さなぎなどが混じっていてもわかりません。
下の写真は使用後のゴールデン粒状培養土をプランターから出した様子です。
少しずつ中身を確認しながら取り出したので、根以外のものが混じっていないのはほぼ確実です。
偶然かもしれませんが、使用後、秋、冬と放置してあったプランター内の土であっても、虫が少ない(実際には居なかった)ので、かなり虫の心配は少ないと言えます。
もちろん、虫がよりつかないように頻繁にニームオイルを噴霧していた効果もあると思いますが、それは他の培養土を使ったプランターも同じ事です。
そして 生育も良いと感じています。ただしビックリするほどの違いとまでは言えません。他の培養土でもそれなりに育ちます。問題はやはり虫や病気だと思っています。
特に苗を定植した直後は虫や病気に弱いので、虫と病気の心配が少ないというのは非常に大きなメリットです。
4.デメリット:高い
デメリットはシンプルです。他の培養土と比較して「高い」です。
アイリスオーヤマが販売する培養土(ゴールデン粒状培養土配合)25Lが1,100円であるのに対し、ゴールデン粒状培養土だけのものは1,754円です。
コストパフォーマンスを追求するなら考え物かもしれませんが、失敗の確率が減るのはありがたいです。
もう一つ強いて上げるとすると、バーミキュライトが主成分と言って良いので、これが乾くと風に舞いやすく、周囲に散らばるような気がします。とはいえ、少々気になるという程度で、乾燥する冬などの時期に大量に放置しておかなければ、特に問題ありません。
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