早くから実がなる節成のキュウリは追肥、「わき芽かき」がより重要に。

  1. 節成(ふしなり)とは
  2. 実が早くできるなら余計に追肥が必要
  3. 「わき芽かき」とは

1.節成(ふしなり)とは

キュウリやゴーヤの苗を購入する際、「節成」と書かれているものがあります。最近調べて始めて知ったのですが、伸びた枝ではなく、節ごとに実がなるので、株が小さいうちから収穫を期待できるという特長があるそうです。

定植から約2週間後のキュウリ(フリーダム)
定植から約2週間後のキュウリ(フリーダム)。すでに実がなっています。

我が家で購入したキュウリも節成の特長を持っているそうです。「やたらと実が成るのが早いキュウリがあるなぁ」と思っていましたが、単にそういう種類のものを買っていただけ、ということでした。

最初にキュウリの実を採ったのは、定植から約2週間後です。上の写真でおわかりいただけると思いますが、かなり低い位置に出来るので「地面に触れないように」、また「早くグリーンカーテンとして機能して欲しいので、こんなに小さいときから実に養分を使って欲しくない」といった理由もあり、相当小さいうちから採っています。

2.実が早くできるなら余計に追肥が必要

いずれにしても、花と実に養分を使うのは確かなので、本来は追肥も早めにたっぷりした方が良いのかもしれません。

うっかり肥料を買い忘れていたため、少し遅めになりましたが、キュウリ(とミニトマトとゴーヤ)への最初の追肥は、定植から3週間~1ヶ月ちょっとのタイミングでした。

去年まではキュウリの「わき芽かき」(後述)すらやっておらず、かなり無駄に養分を使わせていたと思いますが、今年こそはということで、比較的しっかり手入れ出来ていると思います。

いろいろ気をつけていたせいなのか、しばらく雨が降らない時期が続いたせいかわかりませんが、毎年発生する「うどんこ病」も、今年は発生していません。

3.「わき芽かき」とは

キュウリの枝が分かれる部分を「節」と呼びます。根元から5節くらいまでは、この節から出てくる「わき芽」を取ってしまうということです。キュウリを育てる際の常識だそうです。やった方が良いのではなく、やるのが当たり前だそうです。

本当は花も採ってしまうのが正しいようですが、我が家では欲をかいて、今年も実になるまで育ててしまいました。3節目あたりだと高さもあるので、大きな実がなっても地面につきません。

普通に売られているのと同じ大きさのキュウリ(味さんご)
普通に売られているのと同じ大きさのキュウリ(味さんご)。定植から約1ヶ月。

いずれにしても、わき芽かきをしないと、まず株の下の方が混み合ってしまいます。あまり早くからモッサリ葉が混み合うと、うどんこ病が発生する可能性大です。我が家は去年までそうでした。

そして余計な養分を使うというデメリットもあるそうです。

我が家の主目的は実を採ることではなく、あくまでもグリーンカーテンなので、早く上に伸びてもらわなければなりません。その意味でもわき芽かきは重要です。

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