2020年キュウリ栽培記録01

2020年のキュウリの栽培記録です。

  1. 今年のキュウリ栽培方針
  2. 「フリーダム」と「味さんご」 を定植
  3. キュウリの定植から1週間後、1株だけ不調
  4. キュウリ定植から2週間後。「夏バテ知らず」を「フリーダム」の替わりに定植。
  5. キュウリ定植から3週間後

1.今年のキュウリ栽培方針

我が家ではここ数年グリーンカーテンとしてゴーヤとキュウリを2株ずつ植えています。最初の頃はゴーヤだけを4~5株植えていました。ゴーヤはとにかく強く、水と肥料さえやっておけばグングン茂ります。弱々しい苗の時期さえ過ぎれば、虫や病気の心配もあまりありませんでした。

問題はたくさんなる実です。もちろん食べたりおすそ分けしたりしますが、とても消費できるような生やさしい量ではありません。だったら別のものを植えようと考えたときに「キュウリなら食べるだろう」と考えて今のスタイルになりました。

キュウリの苗はミニトマトの苗と一緒に、今年もサカタのタネ横浜ガーデンセンターで購入してきました。4月14日のことでした。

去年はミニトマト同様かなりカビ系の病気にやられたため、今年はいくつか対策を考えました。

参考:キュウリはカビ系の病気に注意が必要

まず地植えではなくプランターを使います。かなり高さが出て「泥はね」を減らせることと、やはり風通しが良くなることを期待してです。このためアイリスオーヤマの四角いプランターを購入しました。底に空気を取り入れる工夫がされていて病気になりづらいか?と思ってのチョイスでした。地面におくので専用の受け皿も購入しました。

かなり土の深いところまで空気が行き渡りそうな構造

四つ足が乗る部分が高くなっていて風通しが良さそうな受け皿

ちなみに画像を紹介したくてAmazonのリンクを貼り付けましたが、このプランターシリーズを通販で購入する場合はヨドバシ.comで購入した方が安いです(送料を入れると)。ヨドバシは意外なものが安いし発送も早いことがあるのですが、園芸用品もその可能性が高いので、お勧めです。

最初は比較実験のため1株はプランター、もう1株は直植えするつもりでした。しかし同じ直植えでも毎年ゴーヤは大丈夫なので、キュウリの方が病気になりやすいと判断し、キュウリは2株ともプランターということにしました。

そして庭そのものの風通しを良くします。ミニトマトの栽培記録に書いたように庭の木をかなり剪定し、ミニトマト用の雨よけも今年は使いません。去年はキュウリの周囲にコンパニオンプラントのつもりもあってシソをたくさん植えましたが、それも今年はやらないか、1~2株程度にしようと思います。

2.「フリーダム」と「味さんご」 を定植

購入したのは去年と同じく「フリーダム」と「味さんご」です。フリーダムはイボがなくよく実がなります。味さんごはイボイボが多いのですがシャキシャキとして美味しいです。

プランターに虫が混入していない新しい培養土を使うため、今年はキュウリも全く薬を使わずに定植しました。地上の部分はニーム液を噴霧するので、根をやられる心配が少なければ薬は必要ないと考えました。

土は定番のアイリスオーヤマです。参考:お勧めの土:ゴールデン粒状培養土 野菜用

今年一番安かったのはRakutenのとあるショップでした。この商品は毎年どこが安いかわかりません

 

地植えにすると毎年1株はネキリムシ(おそらくコガネムシの幼虫)に根をやられるので、今までは「オルトラン」を使っていました(ネキリムシにやられるのはなぜかゴーヤが多いです)。

フリーダム(キュウリ)を定植
味さんご(キュウリ)を定植

3.キュウリの定植から1週間後、1株だけ不調

定植から1週間もすると「フリーダム」の調子が悪そうに見え始めました。味さんごと比較すると伸びば悪いように思えます。でもまだ朝晩は気温が低かったりしたので、様子を見ます。

フリーダムの定植から1週間後
味さんごの定植から1週間後

4.キュウリ定植から2週間後。「夏バテ知らず」を「フリーダム」の替わりに定植。

定植から2週間、 心配したとおりフリーダムは根が張らず病気になったようです。 同じ日に同じような大きさで定植した味さんごと比較し、明らかに育っていません。

フリーダムの定植から2週間後。あまり伸びていない。
味さんごの定植から2週間後。フリーダムより明らかに伸びた。

もうフリーダムは駄目だと判断した直前にゴーヤの苗を購入したのですが、ついでに予備として「夏バテ知らず」という直球な名前の苗を追加で購入しました。

毎年定植直後に虫にやられたり自分で折ってしまったりと、だいたい1株は駄目になります。いつもはゴーヤを駄目にしてしまうことが多いのですが、今年はキュウリでした。

ちなみにこの最初の数週間を超えるとゴーヤは本当に強くて手間いらずです。

とにかく予備と思って購入した苗がさっそく役立つことになりました。

結局今年は「味さんご」と「夏バテ知らず」の2株ということになりました。追加購入した「夏バテ知らず」はすでにかなり育った状態で、2週間前に定植した「味さんご」とそれほど変わらないくらいの大きさでした。

ということで、それまでタタキの上に仮置きしていたキュウリのプランターをグリーンカーテン用の位置に移動し、支柱も挿して正式に(?)設置しました。

味さんごの定植から2週間後
定植直後の「夏バテ知らず」(キュウリ)

(夏バテ知らずは定植直後ですが、面倒なので今後は味さんごと同じくこの時点を定植から2週間後として扱います。)

5.キュウリ定植から3週間後

さらに1週間経過し、気温が上がってきたせいかいよいよ成長が早くなってきました。

後で気づきましたが、このとき接ぎ木の台から出たわき芽を取り忘れていました。これは必ず取るようにと札に書かれています。接ぎ木の台はカボチャか何からしく、 このまま大きくなるとカボチャっぽい葉が育ちます。

味さんごの定植から3週間後(左下にカボチャっぽい小さな葉が見える)
夏バテ知らずの定植から3週間後(本当は1週間)

ここまではキュウリは虫の被害も目立っていません。というか今年はまだ虫が活発ではないのかもしれません。

去年のこの時期は早くもキュウリの実がなっていましたが、今年は受粉に失敗したようで、残念ながら実はできていません。

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